資料倉庫

パソコン等の分解行程を記載しております。
こちらの分解作業画像は覚えとして記載してます。
分解作業内容には危険な部分も含まれております。
また機材を開けることは、厳密に言えばネジ1本はずした段階でメーカーサポート自体受けれなくなります。
いかなる不具合や不利益が生じたとしても責任は取りません。
あくまでも自己責任にてご利用ください。

本ホームページの著作権はパソコン修理工房|赤帽小梅運送にあります。
掲載内容の無断転載および、商用利用は堅くお断りします。

ESPRIMO FH54/HT Windows7のシステムイメージが適用できない BR-D読み込まない

ESPRIMO FH54/HT《仕様》

品名:ESPRIMO FH54/HT
型名:FMVF54HTB
CPU:Intel(R) Core(TM)i3-2350M 2.30GHZ
メモリ:4GB(PC3-1200) DDR3 SDRAM SO-DIMM
HDD:1TB(S-ATA 7200rpm)
DVDD:BDXL対応Blue-ray Diskドライブ
OS:Windows(R) 7 Home Premium 64ビット
発売時期:2012年5月
メーカー詳細

ESPRIMO FH54/HTではWindows7のシステムイメージが適用できません

私も知りませんでしたが、ESPRIMO FH54/HTではWindows7標準のシステム修復ディスク⇒システムイメージディスクによるリカバリができません。
システム修復ディスクで起動させると修復メニューがスキップされトラブル解決ナビが起動してしまい、システムイメージを読み込ませられません。
これはBIOSからUEFI-BIOSにファームウェアが進化したことにより、独自の機能を搭載したことによるメーカー仕様です。
平常であればバックアップナビでバックアップしてその時の状態に戻せますが。
HDD故障交換時にはリカバリディスクセットでのメーカー出荷時へのリカバリしか選択肢が無いことになり、アプリケーションインストールやセキュリティアップデートでほぼほぼまる2日程の作業になってしまいます。
調子のいい時に作成したシステムイメージでその時点にもどす方法は無いのか?
今回パソコン修理工房で用いた方法をシェアします。
但しピンポイントでの作業ですので、条件が揃わなければ失敗しますのでご注意を。
(ご自分の環境に置き換えてください)


《必須条件》
UEFI-BIOSでHDDがGPTでフォーマットされていて、なをかつWindows 7 Home Premium 64ビットが動作している FUJITSU以外のパソコンでシステム修復ディスクを作成。
このシステム修復ディスクで起動させてシステムイメージディスクを読み込ませる。
トラブル解決ナビが含まれていないためこの方法でリカバリできます。

BR-D読込み不良

BDXL対応Blue-ray Diskドライブが搭載されていますが読込みしないとのことで、すでに1度読込み不良でメーカー保障で交換済みだが再発。
Blue-ray Diskは使わないとのことでDVDスーパーマルチに交換。
パナソニックUJ890
Slimline S-ATAのDL2層対応スーパーマルチ ドライブです。
合わせてせっかくの64ビットOSですので、メモリを8GBに増しました。

メモリスロット増量前です。
冷却フィンの埃。
バックパネルをハズシタところ。各ドライブにアクセスできます。