資料倉庫

パソコン等の分解行程を記載しております。
こちらの分解作業画像は覚えとして記載してます。
分解作業内容には危険な部分も含まれております。
また機材を開けることは、厳密に言えばネジ1本はずした段階でメーカーサポート自体受けれなくなります。
いかなる不具合や不利益が生じたとしても責任は取りません。
あくまでも自己責任にてご利用ください。

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掲載内容の無断転載および、商用利用は堅くお断りします。

Lenovo_G580/KB入力不良によりキーボード交換作業

以前キーボードにコーヒーをこぼしたことがある。
そのまま使えていたが最近キーボード入力がおかしくなってしまった。
掃除しているうちにEnterキーのキートップがとれてしまった。 upper_side
system summary

項目
モデル名Lenovo G580
型番26897BJ
OSWindows10 Home 64ビット(Windws8 UpDate)
ProcessorIntel(R)Core(TM)i5-3230M(2.6GHz/ターボブースト3.2GHz)
Chipsetmobile Intel(R)HM76 Express chipset
Physical MemoryPC3-12800DDR3 SDRM 4GB*1(空スロット*1)
Video CardIntel(R)HDグラフィックス4000(CPU内蔵)
Hard DiskST500LT012-9WS142/500GB(5400rpm) Serial ATA
DVD-Rom DriveMATSHITA UJ8D1/DVDマルチ Serial ATA
Monitor Type15.6"HD(1366*768)グレア
Network CardBroadcom 802.11b/g/n
Network CardQualcomm Atheros A8162/8166/8168 PCI-E Fast Ethernet controller/10BASE-T/100BASE-TX

Lenovo G580ユーザーマニュアル

分解手順は下記リンクからマニュアルをダウンロードしてご参照ください。
LenovoやDELLはこういうところはしっかりしていますので楽です。
当然自己責任になる内容も含みますが。

Lenovo G580ユーザーマニュアル

Lenovo G580キーボード交換

マニュアル参照分解に入ります。 keyboad_disassembly
キーボードを取り外したところです。 leak_of_water
水漏れの痕跡が確認できます。
マザーボードチェックしましたが、幸いここで止まったみたいです。 vent1
排気口がツマッています。 vent2
サクッととりのぞいたとこ。
2013年3月で3年近く前の機種になります。
ホコリの堆積が想像されますので、キーボード交換並びにクーリングファン清掃と作業方針を定めました。 bottom_side
底面の固定ネジをはずしていきます。 bottom
elpieda
メモリはELPIEDAチップがのっていました。 upper
マザーボードを取り外します。 motherboad_kb_side
マザーボードキーボード側です。 matherboad_bottom_side
マザーボード底面側です。 palm_rest
パームレストです。 bottom_base
ボトムベースです。 grase
クーリングシステムを取り外したところです。
シルバーグレイの接着テープが排気口とfanを固定しています。 fan
ファンと排気口がネジとテープで固定されている為分解してでの清掃となりました。 kb_old_new
上が不良キーボード下が新品キーボードです。
水漏れによる腐食が確認されます。 kb_new
新品キーボードです。 setup
fan清掃後組立、グリスを塗りなおしてクーリングシステムの取付。
作業と平行して別PCでハードディスクドライブのウイルスフルスキャン・ハードディスクチェックを行っています。
仮組で動作確認後、本組します。
本組後、メモリテスト・デバイス動作確認・負荷テストを行い全てOKで納品です。
※補足
クーリングファンですが、どうしてもホコリが堆積してひどい場合はフランネル状態になって通気口を塞いでしまいます。
そうなると排気ができず熱暴走によりいきなりシャトダウンしてしまうなどの症状が出ます。
最近のノートではダストスロットがついているものもありますので、こまめにホコリを取り除くことをお勧めいたします。