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パソコン等の分解行程を記載しております。
こちらの分解作業画像は覚えとして記載してます。
分解作業内容には危険な部分も含まれております。
また機材を開けることは、厳密に言えばネジ1本はずした段階でメーカーサポート自体受けれなくなります。
いかなる不具合や不利益が生じたとしても責任は取りません。
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VAIO VGN-N51B Core2Duo T7200へのCPU換装
発売日:2007/05/26
製品名:VAIO type N VGN-N51B
製品概要 CeleronM430/1.73G 1G 100G DVD±R DL/±RW/-RAM 無線LAN 15.4TFT WXGA Vista Home Premium Office2007
作業の流れ
1.リカバリメディアの作成・ドライバー抽出(Windows Vista Home Premium x86)
2.HDDのデータ消去・初期化
3.分解・ダスト処理、マザーボード取り外し
4.CPU換装
5.組み立て
6.BIOS確認
7.Windows7 Pro x86クリーンインストール
8.ドライバー修正
9.Windows UpDate
マザーボード取り外し
メモリーカバーとバッテリーパック並びに⇒表示のネジを外したところ。
DVDドライブが外せます。
DVDドライブ
DVDドライブベイに3本のネジがあります。
キーボードをはずして裏返した状態。
フレキケーブル取り外し。
パームレスト取り外し。
左側ヒンジ
右側ヒンジ
HDD 右側2本のネジで固定されています。
マザーボード1
マザーボード2
無線LANカード、アンテナケーブルを外します。
ヒートシンクが4本のビスで固定されています。
ヒートシンクを取り外した状態。
ヒートシンクを取り外した状態のアップ
CelelonM 430です。
左側ねじでソケットに固定されています。
CPUを外すとき・インストールするときはピンを曲げないよう、また方向も△印に合わせて間違えないように。
Core2 Duo T7200をインストールしたところです。
ヒートシンクの古いグリスをきれいに除去したうえで、グリスをチップとCPUに塗りヒートシンクを取り付け、逆順でくみたてです。
BIOS確認
組み立て後、BIOSにてCPUが認識されているか確認、無事Core2 Duo T7200として認識されています。
これでシングルコアからデュアルコアへアップグレードできました。
T7200はx64 Windows10も動作すると思いますが、VGN-N51Bはマザーボドチップセットi943GMLの制約でメモリーが2GBまでしか載せられません。
windows7 x86をクリーンインストールします。
Windows UpDate
クリーンインストールもそうですが、リカバリー後のWindows UpDateも悩ましいものがあります。
下記HP様はわかりやすく要点をまとめておられてお勧めです。
Windows7のリカバリー後、200個超の更新を失敗させないために
※Microsoft Updateを有効にできない
Windows Updateで詳細情報の表示から有効にしようとしても「Windows Updateはコントロールパネルの一部になりました」と表示され有効にできません。
リカバリー後のWindows7とInternet Explore11の組み合わせで発生しているようです。
対処:IE11-ツール-互換表示設定で追加するWebサイト Microsoft.comを追加
キャプチャー忘れでpdfです。
TDP大きなCPUに乗せ換えたわけですから排熱処理を心配しましたが、CPU温度はMax61℃、HDDは46℃なんとかいけそうです。
CPUID HWMonitor